ロリ・スカッコ
Lori Scacco
Circles
- レーベル
- ARTPL-058LP
- フォーマット
- LP
- 販売価格 (税込)
- 4730円
- 品番
- ARTPL-058LP
商品情報
知る人ぞ知る黄昏の名作がリリース20周年で世界初アナログ化。アナログ化にあたり、新たなマスタリングは畠山地平が担当。
2004年にPREFUSE 73ことGuillermo Scott Herren主宰のレーベル、Eastern DevelopmentsからリリースされていたLori Scaccoのソロ作品。必要最小限のアコースティックな音色とナチュラルな残響の音の行間から麗しく芳醇なアトモスフィアが漂う美しく静謐でタイムレスな名作。
Lori ScaccoはかつてToo Pureから作品をリリースしていたシューゲイザー~ドリーム・ポップ系バンド、Seelyのピアニスト/ギタリストをつとめ、現在はSavath y SavalasのメンバーであるEva Puyuelo Munsとのデュオ、Stormsとして、さらにはHelado Negroのライヴ時のバンド・メンバーとしても活動している女性アーティストである。本作『Circles』はLoriの唯一のソロ作品であり、2004年に Guillermo Scott Herren主宰のEastern Developmentsからリリースされていた。
全ての楽曲の作曲、プロデュース、そして演奏のほとんどを自らが手掛けている。アコースティック・ギターやピアノ、エレピなどのシンプルな音色がナチュラ ルな残響に彩られながら浮遊し、随所にフィーチャーされたTim Delaneyのアップライト・ベースが寄り添い、哀愁に満ちた物悲しくも温かみのあるサウンドが生成され、聴き手を優しく包み込む。必要最小限のアコー スティック・サウンドで構築され、極めて静謐であるが、曲構成やアクセントが絶妙であり、聴き飽きることはなく、むしろぐいぐいと引き込まれる。全編インストゥルメンタルで、当時のチェンバー音響〜ポストロック〜エレクトロ・アコースティックに共振する部分を感じさせるが、今日におけるポスト・クラシカルなどに通ずるテイストもある。
今日においても傑作として高い評価を受けているタイムレスな名作でを是非アナログ盤で体感していただきたい。
収録曲
Side A (21:54):
01. Reeling Then Again
02. Imitation of Happiness
03. A Quiet Light
04. Heirlooms
05. Love’s Journey
Side B (18:03):
06. Sketches of Lines in Spiral
07. Moving Thought
08. Meditation
09. Love’s Reprise