和ジャズの名盤をオリジナル盤とオリジナルマスターで聴く貴重なイベントを開催
日本コロムビアの海外展開レーベルNIPPONOPHONEから11月3日(レコードの日)にJ-DIGS reissuesと題した和ジャズの名作5タイトルが発売になる。
■J-DIGS reissues HP: https://columbia.jp/j-digs/reissues/
それを記念して、発売タイトルの中から数曲をピックアップし、貴重なオリジナル盤で試聴を実施。そして更に、制作関係者でもめったに聴くことのできない門外不出のマスターテープを、STUDERのオープンリールデッキ(STUDER A80/VU MKII)と共に会場に持ち込んで聴き比べてみようという驚きの企画!
ゲストは、数々の和ジャズ作品のリイシューに関わってきた、UNIVERSOUNDS/Deep Jazz Realityの尾川雄介氏。個人所有の貴重なオリジナル盤を持参していただき、解説を交えてターンテーブルでプレイする。
そして、これまでほぼ表に出ていない極貴重なマル秘音源もマスターテープから再生予定。
またとない貴重な企画、和ジャズファンは見逃せない!
イベントで取り上げる作品(変更になる可能性があります)
稲垣次郎とソウル・メディア『ヘッド・ロック』
稲垣次郎とソウル・メディア『女友達』
鈴木宏昌『ハイ・フライング』
セキトオ・シゲオ『華麗なるエレクトーン ザ・ワード』
ほか
■イベント概要
「レコードの日」関連イベント
「Vinyl Journey」~第2夜 オリジナル盤とマスターテープで聴く和ジャズ~
presented by NIPPONOPHONE×BAROOM
ゲスト:尾川雄介(UNIVERSOUNDS/Deep Jazz Reality)
開催日時:2024年11月3日(日) 開場17:00 / 開演18:00
会場:BAROOM ホール(東京都港区南青山6-10-12)
料金:自由席¥3,000 *1ドリンク別
チケット購入
https://vjbaroom241103.peatix.com
Vinyl Journey https://columbia.jp/vinyljourney/
J-DIGS reissues https://columbia.jp/j-digs/reissues/
BAROOM https://baroom.tokyo/
尾川雄介 Profile
2001年より中古レコード店 UNIVERSOUNDS を主宰。その眼識やアーカイヴ力を基に、再発監修、レーベル運営、DJ、ライターなど幅広く活動。
https://lit.link/univerogawa
【商品情報】
J-DIGS reissues
日本コロムビアの豊富なカタログの中からセレクトされた名盤を、日本コロムビアのグローバル・ブランドNIPPONOPHONEからリイシュー
2024年11月3日発売
レーベル:NIPPONOPHONE
発売・販売:日本コロムビア株式会社
稲垣次郎とソウル・メディア/ヘッド・ロック (Clear Blue Vinyl)
Jiro Inagaki & Soul Media / Head Rock
COJY-9515 ¥4,620(税抜¥4,200)
解説:尾川雄介(universounds/Deep Jazz Reality)
オリジナル・リリース:XMS-10028 (1970/12/1)
奔放でダイナミック、幻怪でサイケデリック
稲垣のジャズ・ロックへの衝動と決意が音に凝縮された圧巻の一作
日本におけるジャズ・ロック発展の中心となったミュージシャンのひとり、稲垣次郎。既存のジャズに飽き足りなさを感じていた稲垣が一気にジャズ・ロックに舵を切ったのが1970年録音の本作。冒頭の「ザ・ヴァンプ」からラストを飾る「ヘッド・ロック」まで、持てるアイデアと情熱を注ぎ込んだ弩級の曲が並ぶ、息を吐く暇もないジャズ・ロック・ショウケース。日本のジャズ史において圧倒的な存在感を放つ異端にして傑作。
side A
1. THE VAMP
2. TWENTY ONE
3. SPOONFUL
side B
1. BACK TO RACK
2. HIGH JACK
3. THE GROUND FOR PEACE
4. HEAD ROCK
稲垣次郎(ts) 伏見哲夫(tp) 川崎燎(g) 今田勝(org) 荒川康男(b) 田畑貞一(ds)
Recorded at Tokyo Studio Center 6, 7 Aug. 1970.
稲垣次郎とソウル・メディア/女友達 (Black Vinyl)
Jiro Inagaki & Soul Media / Wandering Birds
COJY-9516 ¥4,620(税抜¥4,200)
解説:尾川雄介(universounds/Deep Jazz Reality)
オリジナル・リリース:NCB-7013(1971/10/1)
妖しく黒光りするロック・グルーヴ
ヴォーカルをフィーチャーし、ニューロックを大胆に取り入れた異色作
日本ジャズ界の異端児、稲垣次郎の作品の中でも特に異彩を放つジャズ・ロック作品がついにアナログ・リイシュー。初めてサミーと沢田靖司のヴォーカルをフィーチャーし、バックには佐藤允彦、水谷公生、柳田ヒロらを迎えて展開する、妖しく黒光りするロック・グルーヴ。
side A
1. WANDERING BIRDS ~ INTERLUDE
2. AFTER NOON
3. PARAJIKA
side B
1. DO IT!
2. ON THE GRASS
3. 百年たったら
4. WANDERING BIRDS
稲垣次郎(ts, ss, fl)/松木恒秀(g)/水谷公生(g)/柳田ヒロ(key, p)/武部秀明(b)/田中清司(ds)/サミー(vo)/沢田靖司(vo)/佐藤允彦(moog)/新室内楽協会(strings)
鈴木宏昌/ハイ・フライング(Clear Purple Vinyl)
Hiromasa Suzuki / High-Flying
COJY-9517 ¥4,620(税抜¥4,200)
解説:尾川雄介(universounds/Deep Jazz Reality)
オリジナル・リリース:SQ-7001(1976/8/25)
鈴木弘「ロマンス」、稲垣次郎「ブリーズ」の黒幕、鈴木宏昌が、豪華メンバーを集め、クロスオーヴァー・サウンドを極めた傑作
ジャズはもとより、歌謡曲、映画、テレビ、CMなど広く日本の音楽界で活躍した作・編曲家/鍵盤奏者、鈴木宏昌。60年代末から70年代半ば、最も先鋭的だった時代の日野皓正、石川晶、稲垣次郎らの作品に深くかかわりその手腕を発揮。常に時代の一歩先を進んだその革新性が、総決算的に発揮されたのが76年録音の本作。若き日の村上ポンタ秀一、岡沢章、高中正義も参加したプレ・フュージョン/クロスオーヴァーの傑作。
side A
1. HIGH-FLYING
2. SCREWDRIVER
3. SCRAMBLE
Side B
1. BETWEEN O&M
2. SMASH
3. STRAIGHT FLASH
4. OUT OF FOCUS
鈴木宏昌:作・編曲、pf,epf,synth,keyboards
稲垣次郎:tenor & soprano sax, flute
深町純:synth, keyboards / 杉本喜代志:guitar / 芳野藤丸:guitar
高中正義:guitar / 岡沢章:bass / 高水健司:bass / 村上秀一:drums
ラリー須永:latin percussions / 伊集加代子:vocal
プロデュース:稲垣次郎
レコーディング:1976年4/2、4/7、4/9、4/17、4/22 at 日本コロムビア第2スタジオ
森山威男/スマイル (Clear Sky Blue Vinyl)
Takeo Moriyama / Smile
COJY-9518 ¥4,620(税抜¥4,200)
解説:尾川雄介(universounds/Deep Jazz Reality)
オリジナル・リリース:YF-7013(1981/3/25)
豪快にして壮大。繊細にして鋭敏。ふくよかに広がる深い情感
日本的情緒に溢れた板橋文夫の名曲「渡良瀬」が初収録された名盤
1960年代後半から山下洋輔トリオでフリー・ジャズ界を席巻し、近年ではKYOTO JAZZ SEXTETと共演するなど、新旧多くのファンに愛されるジャズ・ドラマー森山威男。盟友・板橋文夫を擁したカルテットで80年に録音されたこのアルバムは、日本的情緒が溢れる名曲「ワタラセ」がはじめて収録されたことでも有名。他に、豪快に疾走する「エクスチェンジ」、美しくも物悲しい「グッドバイ」など、全曲が聴きどころで、静と動が有機的に絡まりあうスケールの大きな演奏が楽しめる日本ジャズ史上屈指の名盤。
side A
1. エクスチェンジ
2. ワタラセ
side B
1. ステップ
2. スマイル
3. グッドバイ
森山威男カルテット
森山威男(ds)
国安良夫(ts,ss)
板橋文夫(p)
望月英明(b)
ゲスト:松風鉱一(as,ts,fl)
録音:1980年11月10〜12日
セキトオ・シゲオ/華麗なるエレクトーン ザ・ワード (Clear Salmon Pink Vinyl)
Shigeo Sekito / Special Sound Series Vol.2 The Word
COJY-9520 ¥4,620(税抜¥4,200)
解説:Chee Shimizu
オリジナル・リリース:GS-7012(1975/1/25)
バレアリックでドリーミーでサイケデリックな電子オルガンが鳴り響く
魔法のような魅力を湛える名曲「ザ・ワード II」収録
Mac DeMarcoが「Chamber of Reflection」に引用し、Travis ScottとQuavoのユニットHUNCHO JACKが「How U Feel」にサンプリングしたことで、一気に世界中に知られることになった「The Word II」。その曲を含むセキトオ・シゲオの代表作をカラー・ヴァイナルでリイシュー。ヒップ・ホップ、バレアリック、ドリーム・ポップなど幅広い層から注目される、世界でもっとも聴かれているエレクトーン作品。
side A
1. カーリーとキャロル
2. ハピネス
3. マスカレード
4. あまい囁き
5. 青い影
6. イエスタディ
side B
1. ザ・ワードI
2. ザ・ワードII
3. ブルー・レディに赤いバラ
4. ファニー
5. ブルー・スター
6. シェアー・ザ・ジョイ(「失われた地平線」から)